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2017年4月21日 (金)

ヴォーリズの本(3)

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ヴォーリズの本「屋根をかける人」の続きです。

第七章 私は日本人 の前半を説明します。

日本とアメリカが戦争をしたので、ヴォーリズは大変な苦労をしました。

戦争が始まる前の昭和15年(1940年)ごろ、ヴォーリズの家に刑事が来て、ラジオ用のアンテナを見て「あれはアメリカへこっそり情報を送る装置だろう」と云って、屋根の上のアンテナを庭へ投げ捨てたそうです。

また、道を行く人も、ヴォーリズを見るとさけるようになりました。

病院の看護婦長に、さけられていることを告げると、「わるう思わんでくださいよ。わいらは仕事じゃから話をしますが、町の人は先生と立ち話なんかしたら、トッコウに目をつけられますよって」

ヴォーリズは「ああ」と答えて苦い顔をしました。

トッコウとは、特高、特別高等警察のことです。

もともとは、社会主義などの思想犯罪を取り締まっていたのが、このころ(昭和15年)は、反戦、反軍、キリスト教等、特高が非日本的と認めたものを片っぱしから迫害の対象としました。

アメリカ人と仲良くするのは、共産革命を実行するよりも邪悪な思想行動なのです。

今、国会で論争している共謀罪法案も通れば、この時代に逆行するのではないかと心配になります。

トッコウは、怖いです!think

(上の写真は、ヴォーリズが満喜子夫人と住んでいた家です。ヴォーリズ記念館として公開されています)

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