フォト

お月さん


  • CURRENT MOON
    moon phase
無料ブログはココログ

カウンター


« ヴォーリズの本(3) | トップページ | 日曜散歩~八重桜 »

2017年4月22日 (土)

ヴォーリズの本(4)

Photo

第七章 私は日本人 の続きです。

昭和15年(1940年)日本とアメリカの仲は、すっかり冷えきっていました。

日本にいるアメリカ人は、どんどん帰国する中、ヴォーリズはアメリカ国籍を捨てて、日本国籍を取得します。

東京の内務省へ「日本国籍を取得したい」と相談すると、氏子にならなければならないという返事でした。

そこで、近江八幡の日牟禮八幡宮の氏子になりました。

Photo_2

この時、ヴォーリズは建築事務所、近江兄弟社等いろいろ手を広げた組織は、200人の従業員、およびその家族800人を擁していて、その人々の生活はヴォーリズに責任があり、その責任をすててアメリカに帰る選択はありえないし、ありえない以上このまま日本のアメリカ人でありづけることは出来ませんでした。

アメリカ人であり続けると、特高に目をつけられ、財産を凍結され、収容所に入れられることになるでしょう。

結局は、ヴォーリズは日本人になるしかなかったのです。

日本人になるには、まず日本の家に入らなければならないのですが、この時世、受け入れ先はどこもありません。

満喜子の実家の一柳家も「宮内省がゆるすまい」ということで、かかわりを持とうとしません。

満喜子は結婚のとき平民になって分家していましたので、ヴォーリズは満喜子の養子となりました。

婿養子になれなくて、子なのです。

日本姓は、一柳米来留(めれる)としました。

「アメリカから来て留まる」という意味を乗せています。

(写真は、上が「近江兄弟社中学校・高等学校」 次が「ヴォーリズ記念病院礼拝堂」です)

« ヴォーリズの本(3) | トップページ | 日曜散歩~八重桜 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67526/65181546

この記事へのトラックバック一覧です: ヴォーリズの本(4):

« ヴォーリズの本(3) | トップページ | 日曜散歩~八重桜 »