「巨匠の失敗作」
図書館で、「巨匠の失敗作」という本を借りてきました。
巨匠と言われる人の代表作は、本当に「傑作」なのか?それとも「失敗作」なのか?
いろんな評論家の意見を集めて、なんとなく失敗作だよと表現している本です。
例えば
ダ・ビンチの「最後の晩餐」
ミケランジェロの「ダヴィデ像」
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」
・・・等々 15人の巨匠が出てきます。
中でも面白かったのは、岡本太郎と「太陽の塔」でした。
ある評論家の話では
「岡本太郎は、技術的にそんなに絵がうまい人ではないです。だって赤青黄緑の四つしか使っていませんから、誰が見ても繰り返しだし、気が遠くなるぐらい凡庸ですよ。」
というような評論家の話が続きます。
でも、「失敗作だ!」とは書いてないところが悲しい本です。

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